◆『りさ子のガチ恋♡俳優沼』を読んだ
気になっていた舞台の小説版
『りさ子のガチ恋♡俳優沼』を読んだ
めちゃ、めちゃ、面白かった!!
普通に1日で読み切りました
若手俳優のオタクはみんな読んで損はないと思う!
Twitterのタイムライン、グループラインのトーク画面、週刊誌の誌面、ブログサイトなど…
そのまま自分のスマホで見ているかのように挿絵が仕掛けてあって可愛いしこだわりがあって面白い!
イケメンな若手俳優にパートナーが居ないなんて言うのは幻想だけど、
その影を見ずに応援したいって思うのは個人の自由だし
居ませんって思わせて仕事しているのは俳優本人だったりする。
りさ子もどこか自分と似たようなありきたりな俳優ファンで、でも感情がコントロールできなくなっていくけど
改めて好きの行き着く先について考えさせられた。
以前から思っているんですけど、仕事であれど不特定多数の人から恋愛的に好かれるって結構怖いことですよね…?
役者さんってそういうファンをコントロールしていくのもお仕事だったりしてやっぱり凄いなって思ってみています
推しくんは私がどんなに推しくんのことを個人的に好きでも「仕事で返します」ってタイプの人だから(単に興味が無いだけかも)
だからこそ、ちょっと寂しい話だけど「好意を向けても好きになられない」のが分かっているので
安心して全力で好きって言えばいいと信じている。
これは私なりに『ファンと俳優』として築いてきた信頼関係だ
推しくんがどんな私生活を送っていても
私は何も気にせず好きって言えばいいし、
それに対して仕事を全うしてくれれば良いって思うことになってる
だから仕事がちゃんとできなかったら怒るし
ちゃんとできたら褒めてもっと好きになる
これが私が作ってきた自分ルール
それにしても、りさ子の推し「翔太君」を自分の推しくんに当てはめて読み進めると結構胸が苦しかった
こんな風にカノバレ炎上電撃結婚されたら多分ちょっと悔しい
あとは後輩俳優あっきーの描写もすごくリアリティがあって…本当に楽屋でこう言う人居るんだろうなって思わされた
あー、きっと私もファンとして迷惑なことしてるだろうなぁとか
スタバカードあげよ…とか
やっぱり、何を送るにせよ伝えるにせよ
向こうは人間なので一旦落ち着いて俳優目線で考えなきゃ駄目だと思いました!
でも私の推しくん、とってもお人好しタイプなのでやっぱり「翔太君」に似てる気がしました。
解説の劇団雌猫さんも、「浪費図鑑」の人達なので
読んでいてすごくしっくりくるワードがふんだんに盛り込まれていてスッキリ読み終えられます
ぜひ!オススメです!
↓ いつかこっちにもトライしたい↓